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彩の国スタジアム2004

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2006年 11月 27日

勝ちたいんや。

J1リーグ 第32節

FC東京 0-0 浦和レッズ

試合時間も残り数分となり、なにやらざわめいているレッズベンチを見て、
03年2nd最終節の、鹿島ベンチを思い出していました。
あの時は、鹿島を最後の最後でどん底に叩き落してやることが出来ましたが、
今回はガンバが最後の最後で逆転し、レッズの優勝はお預けとなりましたね。

そう、あくまで「お預け」になっただけです。
今シーズン、散々レッズをひいきしてくれたサッカーの神様が、最後に与えた試練。
最後くらい、自分たちで勝って決めなさいと言っているんでしょう。
今までずいぶん助けてもらいましたからね。
こんな土壇場まで来て天佑を望むのは、やはり贅沢というものでありましょう。
「天は自ら助くる者を助く」といいますし、「人事を尽くして天命を待つ」とも言います。
神の手の助けを望むのは、やるべきことをやってから、ということなのでしょう。

試合後、三浦文丈選手の引退セレモニーがありました。
彼のことは全くと言っていいほど何も知りませんが、実に義理堅いというか、律儀というか。
散々ブーイングしてきた我々にまで挨拶してくれる義理なぞこれっぽっちも無いというのに、
何度も深々と頭を垂れる姿を見て、心より労いの拍手を贈らずにはいられませんでした。
こういうところが、サポーターに愛された理由なんだろうなぁと思いましたね。
去っていく背番号10を見ながら、なんとなくじんわり来てしまいました。
また一人、Jの歴史を作った男がピッチを去っていくわけですね…
本当にご苦労様でした。
これからの更なるご活躍を願っております。

さて、長かったリーグ戦もいよいよ最終節。
今年一年が「最高」の物になるか、それとも「最低」となってしまうのか。
全てはこの一戦にかかっています。
ガンバの宮本選手いわく、
「まず1点取って、2点目を取れば相手は落ち着きがなくなって…」だそうで、
確かにそうなんですが、それはこちらから見ても同じことです。
何とか先手先手を取っていき、相手を焦らせる展開に持ち込みたいものです。
そして、埼スタを赤く染める我々サポーターがその後押しをする。

味スタでは、こともあろうに試合中寝ていた(比喩でなく)人がいたそうですが、
そんな人はチケット譲ってテレビの前で飲みながら見ていてください、と敢えて言います。
特にゴール裏には、本気で勝ちたいと思える人だけがくるべきだと思います。
(そういう住み分け論は暴論と言われるでしょうが、この試合に限っては…)
そうでなければ、無念にも参戦できない人たちに対して失礼です。
もちろん全力を尽くして戦う両チームの選手たちにもです。
酒なんてものは、勝ってから祝勝会でいくらでも飲めますから。
ってか、レッズの勝利と酒とどっちが大切なんですかという感じですが。
口先だけの「We Are REDS!」は聞きたくありませんので。

声を出すのはどうしても…というのであれば、手拍子だけでもいいです。
それに、案外やってみると大声出るかもしれませんよ?(^^)
結構、自分で限界決めちゃってるって事、ありますからねぇ。
とにかく、直立不動というのはご勘弁願えませんでしょうか…
どんな形でもいいから、レッズを勝たせたい!という気持ちを体で表現してみませんか?
それが出来るのが、スタジアム観戦の醍醐味であると思いますし…
筆者は阪神ファンではありませんし大阪の人でもないですが、今の心境はまさにタイトルの通りです。

ともあれ、もう他会場の結果に一喜一憂する必要はありません。
(ハーフタイムの他会場途中経過も要らないと思うが、そうは行かないんだろうな)
どんな結果になろうが泣いてしまいそうな気もしますが、(^^;
どうせなら勝って泣こうじゃありませんか。

あぁもう、仕事が手につかないなぁ<オチは要りません

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by warubee | 2006-11-27 23:34 | 浦和レッズ


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